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『一切の業障海(ごっしょうかい)は皆妄想より生ず。もし懺悔せんと欲せば端座して実相を思え。衆罪は霜露(そうろ)の如し。慧日(えにち)よく消除す』
(妙法蓮華経「観普賢菩薩行法経」)

あらゆる障害や苦しみの原因は全て妄想から生じている。もし懺悔しようと願うなら正しく座り、ありのままの真実(実相)を思いなさい。そうすれば多くの罪は霜や露のようなものとなり、仏の智慧という陽の光が消し去ってくれる。


この「妄想」は「強欲」と考えればよいと思います。
強欲は心を汚し目を曇らせ、さらなる悩みや苦しみを生みだします。
この強欲の世界から抜け出ようと思うなら、
心を落ち着け、本来の状態(実相)に戻ろうと思うことです。

人として生きる時に本当に必要なものであるか?
欲で自分を見失っていないだろうか?
自問することで、己の執着心が見えてきます。

執着心を捨てて、
自分は無用なものを求めているのだと悟った時、
仏陀の智慧の光(慧日)が心に射してきます。

慧日は、妄想から生じたあなたの悩みや苦しみを
陽にあたった霜や露のように消してくれるでしょう。




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『世はみな牢固ならざること水沫泡焔の如し 汝達ことごとくまさに疾(と)く厭離(えんり)の心を生ずべし』
(妙法蓮華経「随喜功徳品第十八」)

この世のどこにも確固としたものなどない。(確かなものと思っていても)それは水の飛沫や泡やかげろうのようにはかないものである。あなた達は早く執着から離れる心を起こさなければならない。


これこそが確かなものだと思い込むことから執着心が生まれ、
執着心から悩みや苦しみは生まれます。
安穏な心は、執着から離れることでしか得られないのだ、
と仏陀は説いています。
仏陀がそう説くということは、執着を捨てることが
いかに難しいかということです。
難しいからこそ仏陀の教えにすがり、示された道を歩み、
執着から脱することを心掛けなければならないのです。



『この経を待(たも)たん者を擁護(おうご)して、百由旬(ひゃくゆじゅん)の内に諸(もろもろ)の衰患(すいげん)なからしむべし』
(妙法蓮華経「陀羅尼品第二十六」)

この経(法華経)を信ずる者を守り、百由旬の内の多くのわずらいをなくし、安穏にしましょう

これは、毘沙門天王が仏陀の前で誓った言葉です。「由旬」は距離の単位で1由旬は約15kmですから、100由旬は
約1500kmになります。日本列島の長さは約3000kmですから半径1500kmの円内にすっぽり入ります。
具体的に百由旬と述べたところから、
「毘沙門天が擁護すると仏陀の前で誓ったのは日本のことである」という考え方が生まれました。

ところが、日本において法華経信仰から毘沙門天信仰が広まったのは、人々が日本列島の長さを知るはるかに前からです。

これは仏縁のひとつと考えるべきでしょう。
法華経は日本に根付くべくして根付いた日本のための経であると言えます。



『深く諸(もろもろ)の邪見に入(い)りて、苦を以って苦を捨てんと欲す』
(妙法蓮華経「方便品第二」)

深く多くの間違った考えや見解に入り込み、苦の原因になるものを以って苦から逃れようとしている。


仏陀が私たち凡夫の苦しみや悩みの状態を述べた一節で、
人間の本質を的確に見抜いているお言葉です。
この一節の前には『盲瞑(もうみょう)にして見る所なし』
(愛欲のため盲目となって闇におおわれて何も見えない)
とも述べられています。
欲望のなかでもがき苦しんでいるうちは、
決して安らかな心は得られません。
一時解決したように思われても、また次の苦悩が現れます。

『その苦から逃れるためには、ただひたすら私にすがりなさい。私がその苦の連鎖を断ち切り、あなた達を救ってあげましょう。』
と仏陀は説かれています。



『我が所説の諸経 しかもこの経のなかに於いて 
 法華最も第一なり』

(妙法蓮華経「法師品第十」)

私(仏陀)が説いた経はたくさんあるが、この多くの経のなかで法華経が最も第一の経である。

仏陀が薬王菩薩に向って説かれたお言葉です。自分の説いた言葉(経)のなかで法華経こそ最も重要な経であると、仏陀自らがおっしゃられています。
ひとくちにお経と言っても、その数は膨大で、部数にして2265部、総巻数は9041巻、文字にすると約4000万字もあります。
法華経1部は8巻、6万9千384字ですから、いかに法華経が仏陀の教えを凝縮した、最上最強のものであるかがわかります。

大聖人が『法華経にすがり、帰依し、全てを託しなさい(南無妙法蓮華経)』と命懸けで布教された理由のひとつがこの一節にあります。




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